作製までの流れ
動画:こだわりの中敷き作製
無加重状態で足を測定するから本当の足のサイズや形がわかる!
地面に足が付いたままの加重状態でインソール(中敷き)を作製すると、体重がかかり、潰れた状態の足が基準になります。すると、矯正能力を持たず、身体の歪みの改善効果は期待できないインソールになってしまいます。
足道楽は、無加重作製システムを採用し、あなた本来の足の形状(ニュートラルな状態)に合わせて作製しています。無加重は「足が地面に付いておらず、足に体重が乗っていない状態」。無加重状態の本当の足のサイズ、形状を基準にするから、足や体を矯正する(整える)効果が期待できるインソールができあがるのです。
無加重状態と加重状態でそんなに違うの?
個人差がありますが、体重の乗った状態とそうでない状態で足のサイズや形状は違います。まず、加重状態でサイズを測ってみます。
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加重状態で足の長さを測定
足の長さは27cm。
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加重状態で足の幅を測定
足の幅は26cm。
次に、無加重状態でサイズを測ってみます。 -
無加重状態で測定
足の長さは26cm。
足の幅は25.4cm。
上記の例では足の長さで1cm、幅で6mmの差があります。個人差があるものの、2cmから3cmの違いがある方も多くいらっしゃいます。
いつも履かれているサイズより、1cm大きな靴を履かれると、違和感があると思います。足にとっての1cmは大きな違いです。
足や身体を整え、矯正する効果を高めるための第一歩は、足を正しい状態にしっかりと安定させること。
そのためには、正確な測定とそれに基づいたインソール作りが必要です。
オーダーインソール作製手順
インソールの種類や個人差によって異なりますが、作製時間はおよそ30分〜45分です。
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STEP.1無加重状態で足の長さを測定
無加重状態で足の足長を測り、正確な足の大きさを確認します。
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STEP.2加重状態で足を測定
加重状態で足の足長を測り、土踏まずの低下具合を確認します。また、足の幅や足回りを測り、最適な靴幅を調べます。
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STEP.3足圧を測る
フットプリントで足の足圧を測り、重心や趾骨(しこつ)の付き具合を確認します。
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STEP.4足跡をチェック
こんな感じでお客様の足跡が取れます。これで足の病んでいるところや、重心などを診断します。
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STEP.5無加重で足の状態を確認
国際特許の無加重作製台に座っていただき、足の可動域、形状、硬さなどを確認します。
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STEP.6インソールのサイズを確認
フットベッドでインソールのサイズを確認します。
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STEP.7コルクを準備
オーダーメイドインソールで使用するコルクを専用オーブンで温めます。
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STEP.8正しい足型をとる
お客様本来の正しい骨格の位置に足を整列させ、ブルーの袋で真空状態にして足型をとります。
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STEP.9無加重作製台で作製作業
コレが噂の無加重作製台!この無加重作製台で、足を宙に浮かせた状態で作製していきます。
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STEP.10微調整
両足分のインソールを作製後、最終仕上げとして微調整を行い、完成となります。
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STEP.11踵を合わせて・・・
靴は踵が命です。しっかりと踵を合わせて正しく靴を履いていただきます。
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STEP.12インソール無しで歩行
インソール完成後、まずはインソールを入れていない状態で歩いていただきます。
STEP.13インソールを入れてお試し歩行&最終チェック!
インソールを入れ、再度歩いていただき、足首の動きや捻じれ、歩行の最終チェックをします。
問題がなければ、世界でただ一つの「あなた専用のインソール」の完成です。
いかがですか?
オーダーメイドというと、時間がかかりそうとか、何度も足を運ぶことになってしまうのでは・・・といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
けれど、足道楽のインソールは種類などにもよりますが、早いもので15~30分程度で完成します。
だから、ちょっとしたお時間があれば、「あなた専用のインソール」を手にしていただけます。
外反母趾、開帳足、扁平足、足が痛むなど、足にお悩みをお抱えの方も、そうでない方もスポーツをされる方も、足道楽のカスタムインソールで、より快適に靴を履いてみませんか?